自律神経とは?ドーパミン・セロトニン・ノルアドレナリン

「あなたは自律神経失調症です。原因はストレスです。」そう医師から言われても「なんのこっちゃ!?」ってなるのが普通ですよね。というわけで自律神経のメカニズムを調べてみました。

自律神経とは?ドーパミン・セロトニン・ノルアドレナリン

自律神経失調症って色々な症状がでると言われています。そのなかでも代表格がうつ状態。「朝起きましょう」とか、「夜寝ましょう」とか、「散歩しましょう」とか色々言われますが、結局「ストレスが原因だからストレスを取り除きましょう」って言われても完全ストレスフリーってありないですよね。ストレスが溜まる&ストレス解消のメカニズムが解れば快方のヒントになるのではないかと思います。

緊張すると発生するノルアドレナリン

ストレスや緊張に反応し、怒り・不安・恐怖などの感情を引き起こす三大神経伝達物質の一つで、物事への意欲の源、生存本能を司る役割があるそうです。
「怒りのホルモン」とか「ストレスホルモン」などとも呼ばれているそうです。交感神経を刺激して心身を覚醒させる働きがあります。
ちなみにノルアドレナリンはアドレナリンの前駆体(前段階)ということになるそうです。

分泌が不足すると、意欲・気力の低下・関心の低下など、抑うつ状態になりやすいとされ、うつ病の原因とも考えられているそうです。逆に分泌が過剰だと怒りっぽく、イライラしキレやすくなり、躁状態を起こします。血圧が上がるので高血圧や糖尿病の原因にもなるそうです。

快楽を司るドーパミン

快楽を司り、報酬系と言われる三大神経伝達物質の一つで、向上心やモチベーションや記憶・学習能力、運動機能に関係しているそうです。ノルアドレナリンから発生したストレスから解放される、例えば難題が発生して悩んだ時にノルアドレナリンが分泌されますが、その悩みが解決したときにドーパミンが分泌され幸福感が得られるそうです。

分泌が不足すると、物事への関心が薄れて運動機能や学習機能、性機能が低下することがあるそうです。ドーパミンの減少がパーキンソン病の原因とも考えられているそうです。しかし、ドーパミンの分泌が過剰だと、統合失調症や過食症、アルコール依存症やギャンブル依存症などいろいろな依存症を引き起こすことがあるそうです。

精神を安定させる”幸せホルモン”セロトニン

精神を安定させる役割を担っている三大神経伝達物質の一つのセロトニン。ノルアドレナリンやドーパミンの分泌をコントロールして暴走を抑える役割があります。呼吸、歩行など運動機能にも関与しているそうです。

セロトニンが不足すると、鬱っぽくなり、ぼーっとしやくなったり、パニックを起こしやすいなどの症状が表れるそうです。過剰になると精神が不安定になったり、発汗や発熱、震えなどセロトニン症候群という症状が起こることがあるそうなのでセロトニンが多すぎてもダメみたいです。

ノルアドレナリン・ドーパミン・セロトニンのバランスが崩れると自律神経失調症

ノルアドレナリン、ドーパミン、セロトニンはそれぞれでも心身に多大な影響を与えてますが、この三大神経伝達物質はそれぞれに密接な関係をもってそれぞれを制御しています。

1.ストレスが発生してノルアドレナリンが分泌
2.ストレス解消してドーパミンが分泌
3.セロトニンが発生してリラックス

このサイクルを無意識におこなっているが自律神経ですが、この三大神経伝達物質のバランスがおかしくなると自律神経失調症となり鬱、やる気でない、めまい、吐き気、食欲不振など、最悪の体調になってしまうんですね。ストレスなんてどんな生活してもどこからともなくやってくるものなので、そのストレスを解消してリラックスする。そのために「朝起きろ」とか「散歩しろ」とか「夜寝ろ」とか言われるんでしょうね。この3つの神経伝達物質のバランスを整えるのが規則正しい起きる動く寝るってことなんだと思います。

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