心療内科で初診の時に問診票と一緒に謎の紙を渡されました。内容は「この紙に実がなっている木を書いてください」というもの。「？」と思いながらも言われたとおり頑張って書いてみました。
バウムテストって心理検査で私の心理が丸解り？
テストに提出した実物ではありませんが、概ねこんな感じだったと思います。
絵は苦手なのでこんなもんでしょう。絵画のテストではありませんから。実がなってる木の絵に見えますよね？
ちなみにバウムテストとは投影法という検査であり、検査を受ける人が意図が分からない方が本人の無意識の部分が表れやすくなるそうです。なので、この記事を作ってしまってから私にバウムテストは通用しなくなることでしょう。
ちなみにバウムテストとはスイスの心理学者で産業カウンセラーのKohk,kという方が1945年に創案した心理検査だそうです。
私のバウムテストの結果発表
バウムテストの事を書かれたホームページはたくさんあります。なのでそこから少しずつ引用させていただいて私のバウムテストの結果を暴いていきたいと思います。
まず、自由に書いた一本の木から
・全体印象
・樹木の形態
・鉛筆の動き
・徐目の位置
の４個の側面から、６０項目以上の（全体的所見、風景・付属物、地平、根本、根、幹、枝、冠、果実、葉、花）から判断し、その人のクセ、考え方、内面の気持ち、深層心理などを知るために役立てられるそうです。深層心理がわかるかもと言ってもすべてが分かるわけではないので思考や状態など補助的に診療に使うそうです。
ちなみにバウムテストのおおまかな判定は
・樹木の形ー形態分析（発達テスト的側面）
・鉛筆の動きー動的分析（性格テスト的側面）
・紙面における樹木の位置ー空間象徴の解釈
ということになっているそうです。
色々調べていると何個か私の絵から私の心理状態が分かりそうなものがありましたので紹介します。
木の位置や場所
・木を見上げた状態の視点の場合：へりくだる、謙虚、
・木を見下ろした状態の視点の場合：自信過剰、いばりんぼう
私のはどちらでしょうか。謙虚と自信過剰のどちら
木の大きさ
・大きな木の場合：自信に溢れている、積極的
・普通の大きさの木の場合：バランスが取れ、協調性がある
・木が小さく低位：何事にも自信がない、引っ込み思案
わりと大き目ではないでしょうか。A4紙いっぱいに書いてやりましたから。
木の位置
・紙の真ん中：情緒が安定
・紙の右側：自己肯定感が強い、他者支配
・紙の右上：何事も計画を立てる、慎重
・紙の右下：ナルシスト、
・紙の左側：現実逃避、内向的
・紙の左上：空想家、引きこもりがち
・紙の左下：過去を気にしている、前に踏み出せない
・紙の上側：飽きっぽい、空想しがち、夢見がち
・紙の下側：現実主義、実直、堅実
紙の真ん中にドーンと書いたので「紙の真ん中＝情緒が安定」しているということで良いでしょうか。
木
・測ったような左右対称な木：抑うつ的、自尊心低下、不安
・左右非対称で崩れた木：気分が不安定、いら立ちが強い
・写真のような木：神経質、完璧主義
・木が2本：自身の過去を苦々しく思っている
・木が3本以上：自分の価値観が揺らぎ、選べない状態
・木が描かれていない：秘密主義、殻に閉じこもっている
・右から風が吹いている木：社会的、外的圧力にがんじがらめ
・左から風が吹いている木：無理にやらされている
・全体的に押しつぶされたような木：上からの圧力に押しつぶされているような状態
この判定は・・・、ちょっと判定不能でしょうか。
幹
・幹がまっすぐ：頑固で意地っ張り、負けず嫌い
・幹が右曲がり：断れない、お人よし、人から嫌われたくない
・幹が左曲がり：引っ込み思案、人と打ち解けるのが苦手
・幹が太い：元気いっぱい、生命力にあふれている
・幹が細い：疲れている、頑張れない
・幹が黒く塗られる：自己嫌悪、自己否定、自尊感情が低い
・幹に模様が描かれている：他人の評価を気にしがち
・幹が一部が折れている：挫折感がある、
・幹だけで、枝や根がない：抑うつ傾向、元気がない
何個か当てはまりますね。幹が真っすぐなので「頑固で意地っ張り、負けず嫌い」みきが細いので「疲れている、頑張れない」
枝
・枝がたくさん描かれている：高揚感、空想家、
・枝を大きく広げて描く：寛容、あけっぴろげ、ドジ
・枝が曲がっており、四方にまたがっている：執着型、没頭型
・尖った枝：批判的、攻撃性が強い
・枝を描かない：引きこもり型、変身願望、今の自分に不満足
これも当てはまる部分がないですかね。
葉
・はっきりした葉を描く：社交的、人懐っこい
・葉が小さく形も曖昧：はにかみ屋、内向的
・葉がとがっている：他者排他的、論理的、
・葉を1枚づつ描く：完全主義、承認欲求が強い
・葉が舞っている：自意識過剰、自己顕示欲が強い
・落ち葉を描いている：大きな挫折体験がある
・葉を描かない：孤独、仲間がいないと考えている
纏めて書いた絵の評価がないですね。ちょっと判定できないですね。
根
・根がしっかり張る：気分安定、落ち着いて物事に取り組める
・根を描かない：不安、緊張が強い
これも判定不能？
地面
・地面が平坦：人間関係に問題がなく、支えたり支えられたりを実感している
・地面が歪んでいる：人間関係に問題がある、手助けを得られていないと感じている
・塗りつぶされた地面：人間不信、裏切りを恐れている
・石で地面を覆っている：臆病、用心深い、他人を信用しない
・木を覆う柵がある：自分中心、周りの目を気にしない。
・地面を描かない：孤独を感じたことがない、周りに人がいるのが当たり前
・地面に草が生えている：癒しを必要としている、人間関係に疲れ果てている。
木と実を書けというテーマで地面書く人ってあまりいなさそうですが・・・。私は判定不能ですね。
実
・枝に実がついている：目標を持ち実行している最中
・枝から実が遠く離れている：目標はあるのに何らかの理由で阻まれている
・実の種類がバラバラ：誇大妄想的な夢を抱いている
・落ちた実が描かれている：目標をあきらめたことがある。
私の絵は枝に実が付いているので「目標を持ち実行している最中」ということになるのでしょうか。
木以外
・左に太陽、右に影：やる気があり希望に溢れている
・右に太陽、左に影：自己を顧みて、新しい自分を模索しようとしている
・雲や雨：秘密がある、後ろめたいことがある
・真上に並木道：気持ちが前向き、新しいことを始めようとしている
・右上に並木道：目標を見据えている、努力をしている
・左上に並木道：決別を決めている、振り切りたいことがある
・巣の中に鳥の卵がある：家族を作ろうとしている、家族的なものを求めている
・空っぽの鳥の巣：喪失感、何か大事なものが手から離れたと感じている
・巣箱：他力本願、自分で物事を決定するのが苦手
・飛んでいる鳥：開放的、目の前が開けたような明るさ
・小さな昆虫：他者依存傾向、未熟、子供っぽい
・絡まったつた：女性的な思考が強い
・絡まった蛇：親が煩わしい、親子間に問題を抱えている、過干渉にされている
・山：親に依存している、自立心が芽生えていない
・多くのの花や生き物：目立ちたがり屋、スポットを浴びたい
そんなに絵心ないので木しか書かなかった私は上記の判定は不能ですね。
絵のもの以外にも
書き方、筆圧、絵を描く早さ、絵を書く順番なんかも判定結果に影響があるそうです。
と、とても色々ありますが、私が心療内科に行ってバウムテストを行った際の判定はわりと悪くなさそう？というか判定が難しそうな絵を書いてしまいました。
次回診療内科に行ったときには私のバウムテストはどういう結果だったのか教えてもらいたいですね。もし専門の方がこの記事を見てくれたら判定してくださいｗ。
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