逃げるは恥じゃない!鬱(うつ病)の症状と原因

鬱(うつ病)の症状と原因

今日は仕事に行きたくない。今日は学校に行きたくない。たまにはこんなことくらい誰でもありますよね?
昨日ミスった仕事で今日はすごく怒られる。絶対に成立させなきゃいけない難しい商談が控えている。大っ嫌いな上司と同行で営業に回らなきゃいけない。有っても無くてもどうでもいい資格のテストがある。などなど。

人間社会で生きていれば多かれ少なかれ誰でも抱えてることだと思います。
他人から見れば「なんだそんなことで。」と思われることでも自分にとっては大問題。

逃げれることなら逃げてしまいたいけど、逃げても許される状況なんてホントにレアケース。
自分なりに立ち向かって、頑張っても失敗して、怒られて、笑われて、バカにされて。陰口叩かれて。でもそれを繰り返して生きていくしかない。

そんな自分にだって他人より優れている所だってあるはずだ!
そうは思っていても誰にも気付かれず、評価されず、いつもモヤモヤともどかしい思いをしている。

原因が自分に起因するところであればまだ努力で改善という救いの余地もあるかもしれない。
でもよくよく考えてみると、ほとんどの問題は自分の力の及ばないところで起きているのが事実。
自分を取り巻く問題のほとんどは周りの影響に左右され自分の頑張りだけではどうしようもないことばかりですね。

たぶんこれを世間一般でストレスというんでしょうね。

まずは自分のせいだと思うことを辞めてみてはどうでしょうか。

ストレスは自分じゃ解決できないことがほとんど。ならばいっそ他人のせいにしてみてはどうでしょうか。

例えば昨日のミスは上司の指示が的確ではなく抽象的で具体的な目的も提示されていなかった。それはあのクソ上司が責任回避の為に、「成功したらおれのおかげ。失敗したらお前のせい。」という予防線を張っていたからだ!そもそも、こちらの要望通りに商談が纏まらなかったのは、そもそもうちの会社のキャパと企画力が弱いからだ。だからこんな商談うちの有利にまとまるわけがない!
これはちょっと極端すぎて、実際にこんなこと言った日には自分の立場が悪くなる(最悪職を失う?)危険性もあるので思うだけに止めて置いて、実際に言葉にするのはお勧めしませんが。

それでも、職場などが集団生活で組織である以上、良い人からトンデモな輩までいることは事実。どんな組織でも2-6-2の法則(蟻の法則とも言うのかな?)というのがあって、2割は生産性があって活躍する人、6割は普通に可も不可もなく周りに合わせる人、あとの2割は仕事しない人。これは結構有名な話みたいですが、これって人格にも当てはまると思います。2割は優れた人格者、6割は周りに合わせる普通の人、あとの2割はトンデモ野郎。で、私の経験上、職場や組織の中間管理職にはあとの2割、つまりトンデモが多いこと多いこと。私の勤め先にはパワハラ、セクハラ、モラハラ等々ハラスメント辞典みたいなやつがいました。
組織生活の中で一番関りが多く影響力の強いのが最後の2割のトンデモ中間管理職。
自分が抱えてるストレスは自分の至らなさのせいではなく、周りの環境せいだと思った方が気が楽になれるかもしれません。

鬱になる人とならない人の違い

冒頭にも書きましたが、今日は仕事に行きたくない。今日は学校に行きたくない。これが重症化したことありませんか?これって抱えたストレスがキャパオーバーした状態だと思います。
夜眠れない。朝起きれない。布団から起き上がれない。朝ご飯食べてたら吐きそう、そもそも食べれない。歯を磨いていたら吐いた。これでも会社や学校に行ける人は根性ある人。
私の場合は夜眠れず、朝布団から出られず、このまま死にたい・・・。でも苦しいのも痛いのも家族が悲しむのは嫌だ・・・。なんてことしか考られなくて「これが鬱ってやつか」と初めて鬱というものを認識しました。

ヤバい。死にたい。そう思ったら逃げちゃいましょう

今の日本の社会では鬱という症状には全く理解がありません。なぜなら他人を鬱にさせるトンデモな人が鬱なんかと無縁だからです。
なんで?あいつだって多少のストレスはあるだろ。と考えてはみても、そういう人は自分が上手くいかないのは全部他人のせいだからそれほどストレスにはなっていないのです。
また自分が悪くなくて他人が悪いということをさらに上の立場に言う人が上手いこと上手いこと。

「今日は鬱っぽいから会社休みます」なんて連絡しても会社からの評価はだだ下がりなのは目に見えてます。なので、この症状正直に言うのはお勧めしません。
鬱なんて甘え病、怠け病、休みたい口実、実際にはこんなこと考えている人がほとんどだからです。これはなってしまった人にしか分からない恐怖と苦しみですね。

じゃあどうするか。ウソでもいいので発熱があるとか、朝から嘔吐が酷くて出勤できないとかテキトーなこと言って1~2日会社休んじゃいましょう。
そして「心療内科」を受信します。症状はありのままを伝えましょう。
私の場合は「仕事の事を考えると夜眠れない」「朝起きれない」「食事ができない」「正直言って死にたい」と正直にありのままを初診のときに言ったら「この人はうつ状態なので休職が必要」って診断書を書いてくれました。
これを会社に持って行って晴れて休職扱いとなりました。

そうは言っても私にも多少のプライドがありまして「自分が心を病んで休職する」なんて恥ずかしいとは思いました。なんせこういうことには全く理解の無い会社でしたので。でも背に腹は代えられません。まずは心身ともに健康第一です。
また、休職中には傷病手当なんてのも支給されたりして経済的にもギリギリですがなんとかなったりもしました。
このあたりについてはまたいずれ別の記事で紹介したいと思っています。

たぶん世の中に大勢いるであろう私と同じような悩みを抱えながら死にたいけど懸命に生きている方にほんの少しでも気持ちが前向きになれるような記事を書いていきたいと思っています。

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